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14-07-22 空き缶の山! [クルーズ・回航]

今日は安良里まで小一時間の距離ということもありのんびりと起床すると、近くにある造船所で出来あがったばかりのカッター(端艇)をトラックに積み込む作業がはじまりました。

0830頃、近くの酒屋さんでビールと氷を補充して、本日も大王朝定(汁ものは昨日の鍋をアレンジ)をいただきます(大王、毎朝ごちそうさまでした)。

140722_1.jpg各自液体燃料の補給も終えたので、1020松崎を出航、沖に錨泊中の巡視船「するが」(PL117/しれとこ型巡視船の17番船1,000t型)の岸寄りを通り、田子沖に針路をとります。

ここで、話は一寸脱線、海上保安庁の巡視船って、所属管区が変更になるたびに船名も変更するんですね。
「するが」をググってみたところ、「だいせつ」→「くだか」→「くりこま」→「いわみ」→「れぶん」→「するが」と6回も船名変更をしていて、同型船一番の働き者?のようでした。

ちなみに、巡視船の記号は、PLH(Patrol Vessel Large With Helicopter)大型ヘリコプター搭載型、PL(Patrol Vessel Large)1000~2000t型、PM(Patrol Vessel Medium)中型500t型以下、PS(Patrol Vessel Small)小型200t型以下というように分類されています。
ついでに、巡視艇の方は、PC(Patrol Craft)大型23m型以上、CL(Craft Large)小型20m型以下というようになっています。

という訳で、「するが」ブリッジより双眼鏡のお見送り?を受けてながらの沖出、昨日のメインダウンや今日のメインアップもしっかりと見られていたことは間違いないようです。

140722_2.jpg松崎→安良里はすぐ近く、1145には安良里に入港していつものように「Voyager」に横抱き完了、「波勝」は明日多比に帰りますが、私は明後日早朝より警戒船の仕事があるため、ここで下船予定です。

クルージング中のゴミを分別してみたら、何とビールの空き缶の山!計算してみると4日間で一人あたり約1ケースも呑んでたんですね(上陸しての食事中は除く!)。お見苦しくてカンの山の写真は掲載できません。

140722_3.jpgそんなこんなでのんびりと道路の空く時間まで過ごしていると、Voyさんが「Voyager」のコックピット周りを掃除し始めました。

やめときゃ良いのに、島帰りのVoyさんは「Voyager」に「波勝」との浮気を咎められ病院送りにされました・・・というのが、今回のクルージングの落ち?なんですが・・・お後がよろしいようで。

大王、S倉さん、Voyさん、いつものことですが、今回も楽しい4日間をありがとうございました。

14-07-21 うわぁ~流された! [クルーズ・回航]

オヤジの朝は早い!0500起床すると先ずはお約束の朝ビー、横抱きさせていただいている「ふくまる」さんが0600出航予定とのことだったので、それまでに朝食をすませるべく大王がギャレーに・・・

大王朝定をいただいていると、「ふくまる」さんから0630出航にしますとの声がかかり、のんびりと朝食(+朝ビー)を食べ終え、しばらくしたところで引っこ抜き(こちらはバウをもやったまま、スターンラインを相手のバウに回し岸壁で確保、相手艇が出ていくのに合わせてスターンラインを絞る)で「ふくまる」さんは出航して行きました。

その後、大王、S倉さん、Voyさんの3人はパルテノンへ朝風呂へ、私は特にやることもなく、コックピットの片づけをして、船形からシングルでこられていた「Slow Hand」のオーナーさんとヨット談義(TBYCをご存知でした)、ちょうど「Slow Hand」さんのもやい切りを手伝っていたところに、小原庄助さん御一行が帰ってきました。

140721_1.jpgそんじゃ我々も出ますか、ということで0740新島出航、ちょうど東海汽船の「さるびあ丸」が出航する脇を機走し先ずは石廊崎沖に針路をとります。

エンジンは順調、風は相変わらず東寄りですが弱く、フルメインのみの機帆走で針路は来る時の反方位330C、あまりにも順調過ぎて眠くなりキャビンに入って一眠りさせていただきました。

1時間半程して何やら激しい波の揺れで目が覚めましたが、風が強まった感じではなかったので、向かい潮にでも当たったのかな~と思いながらデッキに出てみると、スタボ側斜め後方に利島がやけに大きく見え、新島は見えなくなっていました(後で考えると、この時気付くべきだったのですが…)。

140721_2.jpgオンデッキだったVoyさんとS倉さんに訊ねると、やはり凄い潮だったそうで針路は320Cでした。何か違和感を覚えつつも、神子元島が見えるであろう方向に薄らとそれらしき灯台を視認したのでのんびりと過ごしていました。

ところが、神子元灯台と思っていたのが近づくにつれて背景や地形がハッキリしてきて、どうも爪木崎らしいことが分かりました。

ということは、本来の予定航路より6~7nm北に流されていたことになります!(GPSなんぞ使わない。いや、積んでない!)
前日に三宅島から来た艇から黒潮が三宅島を飲み込んだと聞いてはいたのですが、来る時は無かった潮で、しかもこの海域の黒潮の分流は通常東北東に流れるものなので、ただの逆潮だったのだろうと思い込んでいました(寝ていて流れを見ていなかったし)。

しかし、現在地を考えると、どうやら北北東から北東へ5ktオーバーの分流が発生していたようで、この海域でこのような分流に出会ったのは初めてでした。

おかげで神子元の南をほぼ西に向けて進まねばならなくなり、1230ようやく神子元島を越えることができましたが、約2時間弱のロスとなってしまいました。

神子元を越えてからは至って順調、石廊崎手前でヘルムスに就き1515に波勝崎を越えた辺りから、南の良い風が吹き始めましたが、夏の追っ手は…言いたくはなくてもつい言ってしまいますね。アチ~イ!

140721_3.jpgメインの受ける風を生かして艇速を上げるべく、ティラーを持ちながらメインシートを操作してジャイブを5回程繰り返し、松崎港入り口手前に来たところで大王にヘルムスを返しました。

1610松崎港に入港着岸、早速「ととや」へ行こうと繰り出したのはよかったのですが、着いてみると1700開店…30分程近所をうろうろしてようやくビールと夕食にありつくことができました。

その後は、書くまでもなく「波勝」に戻ってからもひたすら呑んで英気を養う?だけです。それにしても話は尽きないなぁ~いつものように。

14-07-20 二度あることは [クルーズ・回航]

0600目が覚めてデッキに出ると空は曇りでしたが、沖の方の雲は薄れていく気配、予報では今日まで雨となっていましたが、どうやら昨日降り過ぎて今日は大丈夫そうです。

昨日「伝平屋」でのご飯の残りをおにぎりにしてもらっていたので、のんびりと朝食を済ませ、0715妻良漁港を出航しました。

昨日に続き風は弱く、フルメインの機帆走で今日こそ式根島を目指します。

0840石廊崎を越え、針路150Cで順調に南下を続けますが、またしてもキャビンから軽油の匂い・・・ペラに続きフレキシブルパイプの燃料漏れ、二度あることは三度ある!って言っていたら案の定、0930神子元島を超えた辺りで新たに燃料が漏れてギャレーの床まで流れてきていることが判明しました。

140720_1.jpg昨日の懸念が的中、今度は高圧ポンプに入る燃料パイプのボルト(昨日交換したフレキシブルパイプの先)から漏れているので、一旦パイプを取り外し清掃後再度取り付けてみましたが、シールワッシャー内側のゴムが劣化していてそこが漏れの原因のようでした。

そこで、再度高圧ポンプ側のボルトを外してシールワッシャーを裏返して取り付けてみました。シールワッシャーは長年締め付けられいるので、どちらかに歪んでいることが多く、裏表をひっくり返してみると一時的に密閉するものです。

今回もこれまでの経験に違わず、見事に漏れが止まりました。これで今回のクルージングは大丈夫だと思いますが、劣化していることは確かですので、できるだけ早いうちに交換しておいた方が良いですね。

この間、東寄りのそこそこの風が吹いていたようで、修理を終えてデッキに出てみると、フルメイン+レギュラージブで5ktは出ていました(燃料漏れは完全に止まりましたが、島に接近するまでエンジンのは出番なし)。

140720_2.jpg帆走のみで1350吹ノ江入り口に到着、エンジン始動(快調)セールダウン、吹ノ江の中を覗くと、大型のパワーボートが横になって岩にもやっていて、ヨット3艇分のエリアを占領しています。

そもそも今回の吹ノ江行は錨泊目的ではなく、「波勝」の先代艇が台風により沈んだ地の供養?ということでしたので、吹ノ江内を一回りして新島に向かいました。

新島港沖ではこれまでの東海汽船の岸壁の先に多少北に角度を付けた岸壁を新たに建設中でした。これでプレジャー溜りに南西のうねりが入るのは少し緩和されるようになるかも知れませんが、西のうねりにはあまり効果なさそうです。

新島港のプレジャー溜りに空きはなく、1445奥の岸壁に横付けしている「ふくまる」さんに横抱きさせてもらいました。

夕食にはまだ時間があるので、S倉さんと二人でビールと氷の買い出しに行くと生きの良いサンマがあったので、4尾購入。

1600ようやく涼しくなってきたので温泉に、大王以外行ったことがないということなので、今回は通称パルテノンを通り過ぎて暫く歩いたところにある、まました温泉に行くことにしました。

140720_3.jpgさすがに夏休みに入って最初の三連休、いつもは島のオジサンしかいないまました温泉にも観光客がいましたがパルテノン程ではなく、のんびりと露天風呂を堪能し、いざ島寿司を食べに栄寿司に出陣!

20分程歩いて栄寿司に着くと、なっ、なんと本日貸切の立て看板・・・ガ~ン!仕方なく、近くの中華料理屋で刺身?から揚げ、野菜炒めをつまみにビールを呑んで「波勝」に戻り、買い出しで入手したサンマをなめろうに、大王特製鍋も登場し焼酎を呑みながらいつものように夜は更けて行くのでありました。

14-07-19 式根経由新島の筈が… [クルーズ・回航]

前日2200安良里入りし、到着コールを入れるとVoyさんとS倉さんがテンダーで迎えに来てくれました。

大王は既に夢の中とのこと、確か前回もそうだったような・・・まぁ、明日からのクルージングの前夜祭ということで、3人で0100頃まで呑んで消灯となりました。

0500ドボンという音で目が覚め、そういえば昨晩、多比で「波勝」のフォールディングペラの開きが悪く、今朝S倉さんが潜ると言っていたような・・・

デッキに出てペラを覗いてみたときには、既にピカピカになって開いていました。

140719_1.jpg大王朝食(ご飯とみそ汁)をいただき、0610安良里を出航、風は弱くフルメインのみの機帆走で一路式根島を目指して南下を開始します。しかし、暫くしてコンパニオンウェイの脇に腰かけると、どうも軽油の匂いがする・・・予備のポリタンを収納しているスターン付近では匂いがしないので、エンジンルームの燃料漏れ?

0730確認に降りたS倉さんからエンジン停止の声がかかり、Voyさんと私はコックピットで操船(と言っても風が弱く潮に乗って南下をしているだけですが)、大王のアシストでS倉さんが修理を試みます。

状況を聞くと、燃料ポンプと燃料フィルタを繋ぐフレキシブルパイプにピンホールが開いて、燃料が噴霧していたらしく、ゴムチューブとホースクランプで塞げるか試してみるということでした。

応急処置が終わり、噴霧は止まったが・・・ということでしたので、確認してみると漏れている量が多く今後拡大する一方なのは明らかなので、このままでは島行きは無理と判断、松崎沖だったので大王のネットワークを駆使して仁科漁港に緊急入港してYANMARで修理してもらうことになりました。

0730仁科漁港に入港すると直ぐにYANMARのサービスの方が来てくれて、パーツがなければ応急処置だけになりますといって店に戻っていきました。

140719_2.jpgTBYCの時、フレキシブルパイプの交換を何回かやりましたが、横浜支店にも在庫が無くその都度取り寄せてもらった経験があったので、多分在庫ないでしょうね~などと言って待っているところに、返品部品の中にちょうどありました!と言ってサービスの方が戻ってきました。

これはラッキー!島へ行けそうですが、2時間程ロスしたのでいつもお世話になっている妻良の民宿「伝平屋」に電話を入れると夕食&風呂OKということで、本日は妻良漁港入港に変更し、0950仁科漁港を出航しました。

パイプを交換すると、穴が開いて圧がかかってなかった先の方が漏れ始めることがよくあるんですよね~などと言いつつもエンジンは快調、風も殆ど無かったので機走で1200早々と妻良漁港に入港しました。

暫くして入港してきた艇のもやいをとってあげると古宇の艇で大王の知り合い・・・早速「波勝」にて酒盛りが始まりました。

140719_3.jpg1500過ぎに古宇からの僚艇が到着してもやいをとり終えたとほぼ同時に心配していた雨が降り出し、どんどん強くなり、とうとう土砂降りとなったため、艇内に引きこもって一眠り、1745ちょうど雨も上がったので「伝平屋」に繰り出し、尺メバルの刺身に舌鼓をしながら更に呑み続けるオヤジ4人でした。

当然「波勝」に戻っても呑み続ける面々でしたが、大王は早々に夢の中、後の3人にしては早めの2100消灯となりました。

14-07-06 交流会 [クルーズ・回航]

過日、JSCNの「のほほん」コミュで、旧TBYCのGMで伊東サンライズマリーナに艇を置くHさんとの交流会を行う旨の通知がありました。

140706_1.jpg交流会ということは...当然アルコールありということで、久しぶりに電車で夢マリに向かいました。新木場駅から夢の島公園を抜けて1010夢マリに到着、集合時間の1030前には全員が集合したので、艇に向かいます。

メンバーは伊東SMよりHさん、G籐さん、Y田さんの3名、「のほほん」メンバーながら艇持ちの3名、江の島YHからK村さん、湾マリからM岡さん、同じ夢マリのY下さんに加え、N尾さん、U賀さん、I川さん、S田さん、T田さん、私の総勢12名となり、「のほほん」と「Lucky Bag」の2艇に分乗して出航と相成りました。

1100湾岸荒川大橋の下をくぐり、ディズニーランド沖に向かいますが、風はE1~2m/secなので一旦開いたジブを巻き取り、機帆走で先行している「Lucky Bag」に向かうことにしました。

140706_2.jpg1200「Lucky Bag」と並び、ダンブイを海中に投げ入れフォンを3秒間鳴らして、病で亡くなった旧TBYC会長の高野さんを追悼後、「のほほん」は沖に錨泊中の「海王丸」に向かうことにしました。

「Lucky Bag」の方はというと、1時間程して宴会準備のため帰港する旨連絡がありましたが、メインゲストを乗せている「のほほん」は、「海王丸」を周回後、ディズニーランドの岸寄りで吹き出した3m/sec程の南風を捉え、アビームで名実共にのほほんと若洲沖を目指します。

140706_3.jpgそうこうしていると、宴会準備が整ったという連絡が入り、さすがにこれ以上のほほんとしている訳にもいかず、エンジンをスタートして1445ホームバースに着艇しました。

その後、M岡さんにメインゲストを先に宴会場たるオーナーズルームにご案内いただき、N尾さん、T田さんと共に艇の片づけを済ませ、1500から交流会本番(ただの宴会とも言う?)、1700にはお開きとなりましたが、久しぶりにHさんとお会いすることができ、良い梅雨の晴れ間の一日となりました。

参加のみなさん、お疲れさまそしてありがとうございました。

11-07-18 多比帰港 [クルーズ・回航]

0430起床、Y花さんの目を覚まさぬようそっとテンダーに乗り「Suzy」から、「波勝」というより横抱きさせていただいている「PointStar」に移動しました(Y花さん、ご挨拶もせずに失礼しましたが、お世話になりました)。

さすがにこの三連休、十数艇はあるはずのテンダーが全て出払っているため、テンダーを残しておかないとDonさんが上陸できなくなってしまうのです。

さて、午後になると台風6号(マーゴン)の影響が出始めるようなので、初日からVoyさん達の帰宅に合わせ「波勝」も早朝に安良里を出港しようと決めていました。

Donさんにお別れの挨拶をして、「波勝」で「Voyager」に立ち寄り、小太郎君のトイレタイムのため一旦漁協前の岸壁に係留後、0540に安良里を出港しました(ちょうど上陸するVoyさん達のテンダーとすれ違い、最後のご挨拶)。

110718_1.jpg黄金崎を回ると、風はNNE4m/sec程度でほぼ真向かいですが、フルメインの機帆走で北上を開始します。

宇久須沖では若干良い風が入りましたが、それ以外はローリング抑制のためにメインを効かせている感じで、風浪は無く1.5m前後の波長の長い南からのうねりがスターンを押してくれます。

前方には教科書に載っているような傘雲を被った富士山が見え、天気が下り坂であることを教えてくれます。それにしても西伊豆の富士はデカイ!

朝ビーを呑み終え、コッコさんと大王が走りながら準備して下さったご飯と味噌汁を猫マンマ(なんか久しぶり)にして朝食を取りながらの帰路となりました。

110718_2.jpg0700戸田沖にさしかかった頃にはうねりが若干高くなり始めたようで、岩に砕ける波は結構迫力があります。

それでも岸ベタで行く限り穏やかで、0730には大瀬崎を回り0805には古宇の桟橋に着岸しました。
ここで、食器洗いとタンクに清水を補給し、酔っ艇さんとはお別れです(ご一緒できて楽しかったです!)。

若干うねりの影響が出始めた桟橋を0840に離岸、多比まではセールを揚げずに機走し、0915多比ヨットクラブ(TYC)の桟橋に無事着岸しました。

110718_3.jpg荷物と小太郎君を下ろし、フィッティングの解除とデッキの水洗い等後片付けを行いましたが、揺れるお家からようやく開放された小太郎君のこのホッとしたような顔が可笑しくありませんか?

その後、係留ブイに「波勝」を移し1010大王の運転で多比を出発(S倉さん、今回は同乗させていただきありがとうございました。また、よろしくお願いします)、恐れていた渋滞にもまったく会わず、1210にはコッコさん宅前を通過し近くのラーメン屋で昼食を取り、コッコさん宅に置かせていただいていた車で帰宅しました。
なんと、帰りは来る時の5分の1約30分で家に着きましたが、これが正常ってもんですよね!

大王、コッコさん、最初から最後までお世話になり、本当にありがとうございました。そして、今回オザ坊爆弾低気圧の被害?に遭われたみなさん、早期の復興?をお祈りします。
お疲れさま&ありがとうございました!安良里に来て良かったね、オザ坊!
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11-07-17 田子尊之島 [クルーズ・回航]

昨夜のお開きは何時頃だったか・・・メンバーは「PointStar」、「波勝」、「Voyager」に分散し、私は「Suzy」に泊まりました。「Suzy」に移ってからY花さんと話して寝たのは0200頃だった記憶が・・・

110717_1.jpgさて、0700目が覚めデッキに出ると、波勝も既にお目覚めのようです。

テンダーでY花さんと「波勝」に移って、先ずは朝ビーなどとやっていると間もなく、Voyさんが朝食の特製Voyサンドを持って登場、快晴ながら涼しい朝のひと時を堪能する面々でありました。

台風6号(マーゴン)の影響は未だなく、暑い一日になりそうです。田子行きは「波勝」と「Voyager」の2艇、私は「Voyager」でアッシーVoyさんの見習い?をすることにしました。

0910ブイを離れ、安良里を出ると雪の無い富士山がくっきりと紺碧の海に浮かんでいます。西伊豆の富士はデカイのだ!

0945、目的地の田子尊之島の東側にアンカーを下ろし、「波勝」のドッキングも待ちきれない様子でオザ坊は海にドボン、この後の展開は、ファンテールのブログ[田子海水浴大作戦!!]真夏の夜は!安良よっと[に..西の魔女!オザ坊の秘密...暴露篇]をご参照下さい(一部ネタ被りあり)。

110717_2.jpgアンカーワッチは「Voyager」のフィギュアヘッド?湯婆場に任せていましたが、振れ回しで360°回転し「波勝」のアンカーロープと交差したのは明らかだったので「Voyager」のアンカーロープを外して交差を解き抜錨に備えました。

1250、遠征先の千葉県は那古船形からわざわざ9時間かけて陸路駆けつけたHope3さん(こちらはToppageの[西の魔女再び]をご参照下さい)が田子に着いたとの連絡があり、「Voyager」は抜錨して田子漁港の岸壁に向かいます。ダイパパ親子が上陸するのと入れ替わりでHope3さんを乗せ、「波勝」へ向かうと・・・あれ?抜錨してる?それにしては・・・

後から聞いたら、「Voyager」が抜錨したら流されたらしい・・・実は、投錨位置が砂地と海藻の境目辺りに見えたから、その可能性はありそうなどと話していたのでした。

110717_3.jpg大王特製の絶品鴨葱蕎麦を食べ損ねたHope3さんを乗せてそのまま安良里に向かうと、「波勝」も後に付いてきました。
前方には噴煙を上げているかのような雲を頂いた富士山が見えます。

1400安良里に戻り係留ブイに艇を固定し、「波勝」はと見ると奥の岸壁や漁協前の岸壁に行ったりと何やら忙しそう、こちらはノンビリとしながら晩の算段・・・がしかし、Donさんが「よこ田」に電話を入れると今日は一杯と断られてしまいました。

それにしても今日は、強烈な日差しと初泳ぎ、朝から呑み続けているアルコールのおかげで全員バテ気味のようです。

その後はと言うと、Voyさんのアッシー見習いが功を奏したのか、私はテンダーで両艇の連絡を取り晩飯の算段をしたり、メンバーの移送をしたり、アジフライ(Donさんがオザ坊のためにと二人前だけ確保)を取りに行ったり、風呂に行く女性陣を送迎したり、帰るゲストを送ったり・・・・・ふむ、こう書き並べてみると、食べて呑んでいる以外は通船の船長といったところだったような・・・
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11-07-16 再び安良里へ [クルーズ・回航]

「Suzy」の回航を終え帰宅するとまもなく、今度の三連休に徳島からオザ坊が安良里へやって来るという情報が、とあるSNSを駆け巡り、西伊豆軍団は大騒ぎとなりました。

迎え撃つSNSメンバーは、オザ坊にアッシー役を命ぜられた安良里のVoyさんを筆頭に、多比の大王、コッコさん、重須のHope3さん、古宇の酔っ艇さん、安良里のDonchuckさん、地元西伊豆の西いずラさんと横浜から参戦の私、これに安良里に浮かぶ数艇が加わるに違いありません。

私は大王の「波勝」で安良里に乗り込むことになり、コッコさん宅に向けて1100自宅を出発したのですが、僅か21kmの道のりに2時間半もかかるほどの渋滞、予想はしてましたけどバイパスと東名の事故で麻痺状態、先が思いやられます。

110716_1.jpg大王特製の納豆蕎麦をいただき早々に多比に向けてコッコさん宅を出発、東名はあきらめ国道246、小田厚、箱根新道を通って1750ようやく「波勝」にたどり着きました(大王、運転お疲れ様でした)。

「波勝」で待っておられたもう一人のオーナーS倉さん大変お待たせしました!
タップリの食材と荷物を積み込み1815多比を出港、フルメインの機帆走でスターボードサイドに富士山の山頂を眺めながら、酔っ艇さんを拾うべく古宇に向かいます。

1850古宇の桟橋で氷と酔っ艇さんを拉致し、いざ出陣、日中の日差しと渋滞も忘れる程の気持ちよさです。

110716_2.jpg風は真向かいになると思っていたのですが、大瀬崎を回りこみ徐々に南に針路を変えるに従って良い具合に風も回り、ずっとクローズホールド一杯の風を受けて機帆走することができます。

この頃にはすっかり暗くなり、今回「波勝」で3回目の安良里行きなんですが、なぜか全部ナイトなんですよねぇ~などと話していると、綺麗な月が出てきました。

戸田を過ぎた辺りで、大王からちょっとお願いとヘルムスを託され、大王はキャビンでなにやらゴソゴソ、ビールのつまみを並べ終えてもゴソゴソ・・・
コッコさんの愛犬柴犬の小太郎君はティラーを握る私の腕にあごを乗せ、物欲しそうな目でつまみをジ~っと眺めているし・・・なんか平和だなぁ~って気分、やっぱ夏はナイトが最高ですね!

てな具合であっという間に黄金崎沖に到着、入港針路に乗せたところでヘルムスを大王に返し入港準備、2150安良里に到着すると、Voyさんがオザ坊と共にテンダーでお出迎え、「Voyager」に横抱きかと思いきや、ついて来てのお言葉に従い「PointStar」に横抱きとなりました。

110716_3.jpg「Suzy」のY花さんは?と聞くと、既に安良爺連に取り込まれ別艇で宴会中とのこと・・・あらら
で大王のこれから猪鍋やるよの一言で、Voyさんはメンバー移送のためテンダーを走らせます。

聞けば猪肉は九州のOldboyさんが送って下さったものとか、Oldboyさんご馳走さまでした!

復帰早々、西伊豆軍団ほぼ全員と顔合わせもできたし・・・そうそう、今回のきっかけになったオザ坊とも昨年の瀬戸内海クルージング以来の再開、明日はお隣の田子でアンカーリング&スイミングだというのに、みなさん深夜まで食材とアルコールの消費に励むのでありました。
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11-07-04 おまけの半日 [クルーズ・回航]

0700何気なく起床、回航そのものは完了していますが今日は言わば総仕上げ、係留手続きとして船体長の計測をしてもらった後、係留ブイに艇を移動する予定です。

110704_1.jpg0830、担当の方がお二人メジャーを持って計測に来られました。ここはバウの先端からトランサムの後端までを計測するようで、バウパルピットの飛び出し分は計測されませんでした。

結果8.6m・・・だそうです。大昔、土地の測量に縄伸びというのがありましたが、若干メジャーが伸びてるような・・・

何はともあれ無事計測終了、係留ブイに案内して下さるとの事なので、テンダーを横抱きしてY花さんのヘルムスでブイに向かいます(ブイ係留は初めてだそうですが、何事も経験が大切です!)。

前後索の浮きを拾うためにボートフックを用意してマスト前に立っていると、案内されたのは入り口から4列目、余丁町散人さんの「でんでん」のスターン側を通って、列の中程の位置でした。

スタボ側スタンのラインが繋がっていないということなので、両バウとポート側スタンの舫を繋ぎ終え、スタボ側スタンラインは案内いただいた担当の方に拾ってもらいました。

110704_2.jpg無事係留を終え辺りを観察、右前方には1列目に舫うVoyさんの「Voyager」(写真黄色矢印の怪しげ?な艇)、左後方次列にはO田さんと縄文人さんの艇があり「Voyager」と「PointStar」の見通し線上、安良爺連に包囲れる位置とは・・・・・Y花さんの将来や如何に!

ということで今回の回航全任務完了、Y花さんは整備もありもう一泊とのことなので、1100荷物を片付けて上陸し、バスで修善寺まで出て1630には帰宅することができました。

途中、バスから見えた沖合いは徐々に波が高くなり始めていたので、昨日一気に安良里まで持ってきたのは正解だったようです。

暫くはもやい索の新調や調整作業が必要だと思いますが、Y花さんには新天地安良里でのヨットライフをお楽しみいただきたいと思います。
私もちょくちょく顔を出しますので、またよろしくお願いしますね!
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11-07-03 アジフライが食べたくて! [クルーズ・回航]

回航三日目0400起床、今日は一気に安良里を目指します。行程約50nm、伊豆半島先端を回りこむコースですが、これから安良里を母港とするY花さんのため下田行きのコース案内を兼ねて、岸寄りの後藤根~サク根間を通過することにします。

0500岸壁のもやいを解き、アンカーロープの引き込みに合わせて小刻みにアヘッドを繰り返しながらアンカーを引き上げます。
波浮港の海底にはチェーンワイヤー・ロープ・捨てられたアンカーetcが多数横たわっているので、念のためダンフォースアンカーのヘッドに15mの細索を結び(投錨位置の水深が大体10m前後なので)、アンカーロープに沿わせて数箇所を糸止めしておきました。

幸いこれらに引っかかることもなく素直に抜錨完了、港内中央で3m/sec前後の風をスターンに受け微速後進で艇を定位しながら(シングルハンド時に有効なテクニックです)、ゆっくりとアンカーやフェンダーの格納を行った後出港します。

110703_1.jpg出港時も入港時同様、導標を重ねる(写真黄色矢印の三角形)ことにより針路を維持しますが、慣れないと入港時よりは難しいかも知れません。
とは言え、昔に比べれば両岸も整備されているのでそれ程シビアにピッタリと重ねる必要はなくなりましたね。

さて、入り口南側の岸壁を巻いて沖に出たところで伊豆半島の爪木崎を目指すのですが、大島西岸を北上する潮と干満の引き潮をどう考慮するか・・・ある程度相殺されると読んでほぼ磁針路と同じC270でオーパイをセットします。

時折島周りの潮に捕まりますが概ね順調に4kt強で西進し1040爪木崎を視認、さて、もう少し進むと潮との闘いとなります。爪木東方3nm付近から北東方向に流れる潮の影響を受け始め、M270を維持するにはC250にヘディングしなければならなくなりました。

C250には対水速力4.5ktですが、実際の進行方向M270には対地速力2kt弱のフェリーグライド状態・・・1時間強の辛抱で潮の影響を脱し1200ショウガ根を通過、下田港の入り口を見ながら後藤根とサク根の間を目指します。

110703_2.jpg1300、後藤根、サク根間を抜けると南に石取根(写真右手前)と横根(同左)の間から神子元島(同中央奥)が見えます。

この水路は大潮の満潮時に根が見難くなることもあり通過には注意を要しますが、西航する場合は横根・神子元島間を通るより潮の影響が少ないので、下田、西伊豆方面間の行き来にはお勧めの水路です(夜間は、石廊崎と須崎恵比須島に指向灯あり)。

波浮出港時、潮の影響を考慮して1500までに石廊崎を回れれば日没前に安良里に入港できると踏んでいたのですが、1430には石廊崎を回ることができたので一安心、安良里は夜間でも入出港には問題ないのですが、「よこ田」のラストオーダーが2000なので、それまでには入港したいという不純・・・いやいや純粋!な動機からなのでした・・・・・

石廊崎を越えると西伊豆南部独特の景観を楽しみながら西岸沿いに北上を開始します。今日は薄曇の空で暑さも和らぎ、ここまでは申し分のない航海でした。この後に望むことは風・・・SW6m/sec程度の風を期待していたのですが、予想に反しSSW3m/secではセールを出すことができません。

110703_3.jpg風は未だかぁ~妻良沖を過ぎ、波勝崎を過ぎ、烏帽子山を過ぎたところでようやく来ました、待ちに待った風が!

早速ジブをフルに展開しての機帆走、艇速も5.5~6ktに上がりラストスパートに入ります。
松崎沖を過ぎ田子沖に達した1730、とうとう黄金崎の先端が見えてきました(右の写真は波勝崎)。

後は、勝手知ったる他人の我が家?Y花さんに入港針路の目標等をレクチャーしながらヘルムスを手動に切り替え1830、安良里漁協の岸壁に着岸し無事回航を終えることができました。

時間が時間なのでバスも無く温泉は諦めましたが、缶ビールで乾杯後簡単な片付けをして向かうは「よこ田」!早速イカの沖漬けを肴に生ビールでの乾杯もそこそこに、アジフライ定食2つ!! 生ビールを飲み終えるとほぼ同時にありついた「よこ田」のアジフライ、やっぱり旨い!の一言でした。

これからお世話になるであろうY花さんも、「よこ田」のご主人との顔合わせを済ませ満ち足りた気分で帰艇・・・残すは明朝のブイ係留のみと来れば・・・後はみなさんのご想像どおりです。
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