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にっぽん丸 10/7/21 横浜帰港 [乗船記]

0700、目が覚めると天竜川南方沖約50nm付近を18.3knでENEに向け航行していた。

100721_1.jpg西行きのときより20nm程沖を東進しているおかげで、FOMAハイスピードではネットに接続できず、黒潮の位置を確認することができないが、多分黒潮を利用するためであろう。

今日はクルーズの最終日であり、1600横浜港入港予定である。昼過ぎまでに荷物をパッキングしなければならないが、0900~1100までの間ブリッジが見学できるようなので楽しみだ。

先ずはメインダイニングでゆっくりと朝食を取り、ブリッジ見学の集合場所となっているホライズンラウンジでコーヒーを飲むことにする。

時間になると結構な人数が集まった。たまたま最初のエリアに座っていたのでコーヒーカップをカウンターに戻して入ろうとすると、後から来たと勘違いされたのか、後回しにされてしまった・・・

100721_2.jpgまあ、時間もタップリあることだし、込み合っているブリッジよりはと、のんびりと空くのを待つことにした。0925になってブリッジに立つことができたが、結果的にはゆっくりと見られそうでよかったようだ。

通信室の前を通りブリッジに入ると、右手前にチャートテーブル、左中央に操舵装置が配置されており、チャートテーブルの前にはレーダー関係、操舵装置の左側には機関関係の機器が整然と系統立てて設置されている。

100721_3.jpg「にっぽん丸」は2軸の可変ピッチスクリュープロペラなので、入り口の正面窓の上には、エンジン回転数やピッチ角などを示すメーターが取り付けられ、窓の下には、今日入港予定の横浜港の潮汐データと日の出日の入り時刻がホワイトボードに記載されている。
ブリッジに入室するとすぐに全体の状況が把握できるようになっているようだ。

オートパイロットで航行しているため、当直中の若い3等航海士とサポートに入っている船長のみがブリッジにいて、見学に訪れる乗船客の質問や写真撮影にと、大忙しのようである。

100721_4.jpgブリッジに入る前、ラウンジから伊豆半島南端と神津島を視認していたのでレーダーを覗いていると、何故か屋久島のツアーでいっしょになった方が質問してきた。
結局、レーダーに映っている陸や島、船など、窓から見える風景と対比させながら解説する羽目になってしまった。

白川船長に、松山沖の航路についてお手数をおかけしたお詫びとお礼を延べ、ブリッジを出てリドテラスで一服していると、神子元島が左舷正横にくっきりと見えた。ここからは馴染みの海域に入るが、何となくヨットからみる風景と違って見えるのは、景色の移り変わる速さと、見ている位置の高さのせいであろ。

キャビンに戻りパッキングを済ませてから、プレミアムダイニングで今クルーズ最後の食事となる昼食を味わう。朝食と昼食は、ダイニングによってメニューが異なり、好きな方を選ぶことができる。
この日は鰻重が出たが、食にこだわりがあると言うだけあって、今クルーズ中の食事はどれも満足の行くものであった(時化の日は、こうも行かないであろうが・・・)。

100721_5.jpg手荷物の準備も終えた。キャビンは乗船したときと同じようにガランとし、航海の終わりが近づいたことを実感させられる。
窓の外は見慣れた東京湾の風景だ。同行の大型タンカーの向こうには保田が見える。

1400、メインホールで最後のイベントとなるビンゴゲームが始まった。
蘇クルーズディレクターが坂本竜馬の扮装で登場し、大いに盛り上がる。参加は自由だが、最後まで退屈させないようイベントが用意されているのが船旅の良いところであろう。

1500、デッキに出ると前方には横浜ベイブリッジが見えていた。横浜港の手前で停船したので大型船の出港でもあるのかと思ったが、単なる時間調整だったようだ。

100721_6.jpg1515にゆっくりと動き始め、横浜ベイブリッジをくぐって大さん橋に向かう。振り返ってみれば、今回のクルーズは海に掛かる大きな橋を巡る旅でもあったようだ。

そんなことを思いながら舫の準備状況をみると、今回もポート付けのようなので、ポートサイドのデッキに陣取り、着岸を見ることにした。これまで2回の着岸はいずれも朝食中だったのだから。

100721_7.jpg1547、最初にバウスプリングのヒービングラインが投げられる。続いてバウライン、スタンスプリング、最後がスタンラインの順番であった。ボラードに固定された各ラインをウィンチで巻き上げ、今回も僅かなショックすら感じさせること無く1555、着岸を終えた。

係船された「にっぽん丸」のデッキは余りにも暑いので、キャビンに戻り下船のアナウンスを待つことにした。
キャビンのブロックごとにアナウンスが入り、1625、船長以下、スタッフの見送りを受けて下船した。

100721_8.jpg大さん橋のターミナル入り口で手荷物を受け取り、タクシー乗り場に向かうと、ターミナルの出入り口までの要所要所、タクシー乗り場に至るまでスタッフが配置されており、タクシーが発車するまで見送りを受ける。

我が家まではタクシーで20分程だ。こうして好天に恵まれた6日間に渡る「にっぽん丸」でのクルーズは終わりを迎えたのであった。

写した写真は900枚を越えた。この乗船記では書かなかったことや伝えきれなかったことも多いが、とにかく6日間をたっぷりと楽しむことができた。
機会があれば、ぜひまた夫婦で船旅を楽しみたいものである。
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コメント 4

KKRII

Hoot様、

大変楽しいクルーズ日記、ありがとうございました。楽しませていただきました。
私も先日東海汽船のかめりあ丸の操舵室を見学する機会がありました。古い船ではありましたが、あまりハイテクでは無く、とても身近に感じられました。高いブリッジから見る東京湾はとても狭く見えたのが印象的でした。
by KKRII (2010-07-23 10:06) 

hoota

KKRⅡさん、恐縮です。
私も浦賀水道航路に差し掛かるところを、ブリッジの下の階から見ていましたが、見下ろす1番、センター、2番ブイの間隔がとても狭く感じました。
父が現役の頃、護衛艦のブリッジからは何度も見ているのですが・・・

26日からは安良里の「Voyager」で志摩まで行く予定です。妻曰く、「志摩で降りられれば良かったのにねぇ」、そういう問題ではないんですがね^^;

by hoota (2010-07-23 12:38) 

KKRII

私は25日から家族で西表島に飛行機&高速艇で行ってきます。38ftのカタマラン(ラグーン)でシュノーケリングに行く予定です。翌週は2日か3日あたりから息子と伊豆方面へクルージングへ行くつもりです。Voygerの旅、お楽しみください。
by KKRII (2010-07-24 23:36) 

hoota

KKRⅡさんも海全開ですね!
天気もよさそうですし、この時期の西表は暑いですよ~焦げないように注意して下さいね^^;
伊豆大島西の北向流が最大3kn位にまでなってますので、伊豆方面行きは要注意です。
by hoota (2010-07-24 23:55) 

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