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09-10-01 基礎講座 [講習会・行事]

本日は都合により1300から半日、東京湾マリーナのマイレディー「DreamQuest」を使用しての講習会を開催することになりました。

内容は、
① エンジンの構造とメンテナンス方法
② ウィンチの構造とメンテナンス方法
③ 艇の機走特性
④ 最低限のロープワーク
ということで出艇はせず、実物を見ながらの机上講習となりました。

091001_1.jpg「DreamQuest」に着いてビルジを覗くとほぼ満水状態・・・スタンチューブの緩みか、はたまた、雨漏りか・・・とりあえずそのままにして参加者の集合を待ちます。

全員そろったところで乗艇、ビルジの現状と排出後の状態を見ていただき、乗艇時先ず最初に見るべきはビルジであること、溜まっている場合に考えられる要素の一つとしてスタンチューブの実物を確認、滴下量の目安等を説明しました(「DreamQuest」は1GM10エンジンのシャフトドライブで、グランドパッキン式のスタンチューブを使用していますが、滴下量は問題ないので今回は雨漏りが原因だったようです)。

さて、①は、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い、特に点火方式の違いを中心に解説しエア噛みで何故エンジンが停止してしまうのか、また、再起動するためのエア抜き方法などを説明、エンジンオイルの役割や点検方法、直接冷却と間接冷却方式の相違点と点検方法、Vベルトの役割と点検方法など等、実際の1GM10を教材としてディーゼルエンジンの構造と各部品の役割、出港前点検事項等の講習を行いました。

休憩を挟んで②、「DreamQuest」の4つのウィンチは全てシングルスピードで単純な構造なのですが、リューマとバリアントという異なるメーカーのウィンチが2つづつ装備されていて、分解方法が異なることや内部の基本構造の違いなどを見ていただき、分解メンテナンス(グリースアップ)の必要性とその方法や注意点等を見ていただきながら、実際にグリースアップ後の回転音の違いなどを聞いていただきました。

ここで、①②の比較のために「みずなぎ」にお邪魔をし、「DreamQuest」との違い(「みずなぎ」のエンジンはボルボ2040セールドライブ、ウィンチは2スピードセルフテーリング×4、3スピード×2)を見ていただきました。

再び「DreamQuest」に戻り、ノートに図解しながら③、1軸右回りスクリューの特性が発生する原因、シャフトドライブとセールドライブの差異、前進・後進時の旋回中心の移動、フィンキールとロングキールの特性の違いやラダー形状による旋回性能の違いなどを解説し、離着岸やその場回頭の操船においてこれらがどのように影響するかを説明しました(今日は実際に艇は動かさず)。

091001_2.jpgここで、1700となったので終了しようと思ったのですが、本日参加のみなさんがとてもご熱心だったので、つい時間超過で④に突入(質問が多いと説明のし甲斐があって、ついつい時間を超過してしまいます!)、最近のロープは編みロープが多いのでコイルするよりフレークする方が良いことや、先ず最初にロープの束ね方としてハーバーガスケットコイル(フレークでも同じ)、結び方としては、もやい結び、巻き結び、クリート結び、8の字結びの最低4つを覚えていただく必要があること、それぞれの主な用途や素早く確実に結ぶための両手の使い方などをデモンストレーションし、最終的には夕暮れの迫る1740、艇上での解散となりました。

私は、使用した工具やロープの片付けとスタンチューブを見ていただくために開けたクォーターバースを直したりして1750退艇・・・半日(風が良かったので出港できなかったのがチョット残念)でしたが、熱心なみなさんの今後の成長が楽しみとなる、充実した講習会を行うことができました。
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